けっこう大きくて食べごたえあり、コープのフレンドリーバナナ

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コープのフレンドリーバナナ

思ったより大きい!コープさんのフレンドリーバナナ

「子どもに安心してバナナを食べさせたい」という組合員の願いから、1993年に誕生したコープこうべ独自のプライベートブランド「コープス」のバナナです。栽培しているのは、フィリピン・ミンダナオ島にある指定農園「ビスカイヤ農園」です。

その当時は、「海外でどんなふうに育ってきたものなのか」とか、「輸入果物の残留農薬はどうなっているのか」といった不安があったみたいですよ。

※これよりやや小ぶりのときももちろんありますが、重量は一定なので、そんなときは本数が多めになるみたいです

フレンドリーバナナって、こんなバナナ

フレンドリーバナナの特徴は、香りがよく、粘りがあり、まろやかな甘さがあるところ。

通常のバナナ栽培では栽培時に肥料を使うことはないのですが、フレンドリーバナナを栽培している農園では、鶏糞や泥炭、もみがら灰など、独自に配合した有機質肥料を使っているのが特徴です。飼育したミミズを放って健康な土づくりに取り組む努力もあって、味わいのあるバナナが育つんですね。

除草対策は、除草剤を使用せず、手作業で。

虫よけのためにバナナにかぶせる袋は、フィリピンでは一般的に防虫剤を含むものが使われているそうですが、ビスカイヤ農園では農薬を含まないものを使用。通常より早い時期に袋をかけることで、バナナに虫がつくのを防いでいます。

バナナの樹に卵を産みつけて枯らしてしまうゾウムシの駆除は、樹液を使ったトラップで虫をおびき寄せて、手作業で駆除。

さらにバナナの甘い香りに寄って来る虫は、農園内に虫の嫌う植物を植えるなどの工夫をしています。

管理人
管理人

こうした努力を重ねることで、栽培中の使用農薬は通常の約2分の1に抑えられています

さらにフレンドリーバナナを栽培する農園の四方には、周辺の農園から飛んでくる農薬の付着を防ぐために、70メートル四方に緩衝地帯を設けられているのだとか。

収穫後のバナナの洗浄や輸送にも工夫があって、他の畑のバナナと混ざらないように、フレンドリーバナナ専用のラインがあるんですよ。

さらにコープこうべ商品検査センターによって、残留農薬や防カビ剤などの検査も定期的に行われています。

このように、どんなふうに栽培されているのか、生産者はどんな人たちなのか、またお互いに交流があるところから、日本国内の産直品と考え方の基本が一致している商品として「海外園地指定商品」になっています。

子育て中のお母さんの人気が高い商品で、2015年にコープこうべで実施された「ラブコープキャンペーン」では1位に選ばれています。

フレンドリーバナナ、届いて実際はどんな感じ?

管理人は、フレンドリーバナナは今回初購入でした。だってほら、今週のカタログでも税込で270円弱するわけです。近所のセールだと1房4~5本で100円ですよ。比べるとやっぱり「けっこうするよね」と思ってたんですが…。

よく見ると、「自動注文OK」の商品なんですよね。

買う人は毎週購入しているわけです。どこがいいの?ということで、購入してみることに。届いて、その大きさにびっくりです。デカっ!(笑)

飲み物をいただきながら、sumi父と半分こしても十分満足できる大きさでした。セールのバナナは1人1本で2日ちょっとしかなくて、「少ないね」という感じだから比較になりませんよね。

でもバナナなので、7月でクーラーをゆるくつけた部屋でしたけど、届いて3日もするとポツポツとシュガースポットが出始めています。この時は保存方法をよく調べずにドーンと野菜室に放り込んだので、最後の1本はけっこう皮が黒くなってきてましたが(汗)

それでも、1本を大人2人で半分こしながら、5日かけて食べてもおいしくいただくことができました。

今後メモ・バナナのおいしい保存の仕方

バナナは熱帯性の植物なので、適温は13.5度です。

冷蔵庫は2度くらいしかないので、届いてそのまま冷蔵庫へ入れてたりすると、低温障害を起こしてあっという間に皮全体が真っ黒になってしまいます。果肉に傷みがなければ食べることができますが、熟成が進みません。

バナナの食べごろは黒いポツポツ(シュガースポット)が出始めたころなので、それまで涼しい場所でバナナスタンドに吊るすなどして置いておきます。

このとき、硬いものの上に置くのもNGみたいですよ。管理人は置いてましたけど。スタンドがない場合はS字フックのようなものに引っ掛けてもOKらしいので、今度はそうしてみようと思います。

夏は場所を選ぶことはほぼありませんが、冬は温度が低すぎて熟成が止まってしまうこともあるので、人の出入りがある居間など、比較的暖かい場所に置くようにします。

黒いポツポツ(シュガースポット)が出始めたら野菜室へ。

バナナは追熟を速めるエチレンガスを自分でも出しているのですが、野菜室ならそのガスを抑えることができるんですね。皮は黒くなりますけど(汗)

この時、もちろんエチレンガスを出す果物と一緒にしないのが大切なポイント。これはバナナ同士でもそうで、房のままだとバナナ同士で追熟し合ってしまうので要注意です。1本ずつ新聞紙に包んで野菜室に保管するのがポイントになります。

ちなみに、フレンドリーバナナは700gで4~7本の目安です。「大きなバナナが4~7本もあるのは多いな」という人は、2本入りの少量バージョンもあるのでこちらもおすすめですよ。

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