なかなか、ちゃんとした巻きずしですよね。これ、コープさんで取り扱っている冷凍の巻き寿司なんですよ。
ノーカットでこんな白い袋に入って届きます。かなりシンプル(笑)
袋を切ると、中はこんな感じ。専用のトレーに入ってラッピングされています。
この内装フィルムのまま電子レンジで温めればOK。500Wなら4分、700Wなら3分くらいなのであっという間です。
けっこう水蒸気が出てて、「大丈夫か、海苔!(汗)」と少々焦りますが、取り出すと、そんなにべったりというわけでもなく大丈夫そう。
お皿に出してみました。けっこう大きいね。
熱が加わったせいか、海苔の香りがけっこうします。
出してすぐは海苔から湯気がたってるのでホカホカしてるのかと思ってましたが、食べてみると中はかえってひんやりしてる感じ。
イメージにギャップがありますが(笑)あたたか過ぎず、ほどよく普通にお寿司としていただけます。
本来、一本まるまるを丸かじりするところですが、小食家族なので半分こ(笑)
具材は、干瓢、高野豆腐、玉子焼き、ほうれん草、おぼろの5種類です。
「七福神にちなんで、七つの具が入ってる恵方巻がいい」なんて話をネットニュースで見かけましたが、「五福」なんて言葉もありますからね、これでもけっこう縁起がいいみたいです。
人としての五つの幸福、「壽・富・康寧・収好徳・考終命」を表します。
「壽」(ジュ、ス、シュウ、ことぶき、ことぶく、ことほぐなど)は現在の簡単な感じでいうと「寿」のことで、老人が長く生きることを表します。つまり、「長寿」ですね。
「富」は、もちろん豊かな財力の意味。
「康寧」(こうねい)は、やすらかで平穏無事であることで、「無病」であることを意味します。
「徳」は、ことわざでも「早起きは三文の徳」っていう、あの「徳」ですね(笑)精神の修養で身に付けることができる優れた品性のことです。
「天命」は、論語の「五十にして天命を知る」に出てくる「天命」で、天から与えられた使命のこと。五福で表現される「考終命」は、「天命をもって終わること」を表すようです。
禅のお寺なんかでは、「梅花五福を開く」なんて言葉があるみたいですよ。