セフターが生まれたのは1969年。今年はちょうど50周年のメモリアルイヤーです。
当時は生活排水による河川の水質汚染が問題になっていて、よりよい洗剤を目指して「コープセフター」が誕生。「セフター」は英語の「safe」からつけられた名前で、「安心・安全な洗剤を」の思いが込められているそうですよ。
写真は、試しにちょっと使ってみて、「なかなか、よいな」と思ったコープさんの液体洗剤「セフター エナジー」です。コープこうべでは一般的なメーカーの洗剤も取り扱っているのですが、わが家はこちらに乗り換えてしまいました。
右はいつも使いのボトルで、左は詰め替え用のカートンボックスです。
残り湯洗い・部屋干しにいい感じ
セフターにはいろんな種類がありますが、わが家では「ENERGY」(エナジー)と書かれた青いセフターを使っています。
ちなみに、小さな子どもがいる家で食べこぼしが多いとか、泥汚れが多いという人は、「強力洗浄」の緑のセフターか、セフタNEXTを選ぶのがおすすめになるみたいですが、青いセフターは「抗菌・防臭」タイプで、「残り湯洗濯、部屋干しなど、匂いの気になる衣類向け」という点がお気に入り。
確かに残り湯で洗ったタオルを部屋干ししても臭くないんですよね。
ダブルの抗菌成分が配合されているので、嫌なニオイの元となる菌の働きを抑制して、ニオイの発生を防いでくれるところがポイントです。
・部屋干し臭、生乾き臭などの臭いの原因菌 … モラクセラ菌
タンパク分解酵素もプラスされているので、洗浄力も意外とあるんですよ。菌のエサになったり、ニオイの元になったりする「タンパク汚れ」を分解して落としてくれるので、この点でもニオイ対策になります。
襟や袖口などの汚れがひどい部分には、洗剤を直接塗ればOK。
寒い季節も使い続けてきましたが、大人2人の通常の汚れなら、汚れが残ることなく過ごせています。頑固な汚れが出てきたら、漂白剤も併用できるみたいなので、合わせ技で対応しようと思います。
香りは「ハーバルエアの香り」で、どういう香りに似ているのかはよくわかりませんが、さっぱりとしたいい香り。
洗濯中はけっこう香りが立ちますが、干していると、部屋干しでもほとんど消えてしまうので、香りが気になって困るということもありません。
省スペースで、エナジーを選びました
「ENERGY」(エナジー)は少しの量で洗浄力を発揮してくれるコンパクトな設計なので、小ぶりのボトルでもたくさん洗濯することができます。
2019年7月現在、青いセフターは3種類で、「粉末タイプ」、「液体のレギュラータイプ」、「液体濃縮のコンパクトタイプ」があるのですが、タイプ別に見ても、いちばん洗える回数が多いんですよ。
液体レギュラータイプ … 取っ手のついたボトルで、使い勝手のよさが魅力。内容量は800g、標準使用量は水30Lに25gで32回の目安。
液体濃縮のコンパクトタイプ … 省スペース収納向けで、スッキリしたボトルが魅力。内容量は400g、標準使用量は水30Lに10gで40回の目安。
わが家は濃縮タイプを愛用しているのですが、高さは牛乳パックよりコンパクト。ボトルは厚みもあまりないので、省スペースに収納することができます。
2019年6月にボトルとキャップがリニューアルしてますが、リニューアル以前のものでも詰め替えは十分楽チンに扱うことができます。
旧タイプはキャップにメモリが上下2箇所しかないけど、「だいたいこんな感じ」で使ってます。
カートンボックスはけっこう大きいけど、ボトル側の注ぎ口が深く開いているので、ゆっくりやれば溢れることなく注ぐことができます。
以外と使い勝手がいい、すすぎ1回でOK
ちょっといいところは、洗剤残りの少ない成分を使用しているので、すすぎを1回で済ませることができます。
もちろん、ためすすぎでも、注水すすぎでも、どちらもOK。洗濯機の「すすぎ一回コース」や「スピードコース」で使えるので、節水・節電・時短になるところがポイントです。時間にすると、5分~14分ほど短縮することができるのは大きいですよね。
家計の節約をしたい人はもちろん、洗濯物がたくさんあるので次々回して片付けていきたいという人にもおすすめですよ。
詰め替え用のカートンボックスは大容量
もうひとつ、いいところは、詰め替え用のカートンボックスが大容量なところ。大きいけれど、しっかり持つことができます。最初に詰め替えるときに重い場合は、流しの縁などにカートンボックスを置いて、ボトルに傾けるようにして入れると入れやすいです。
詰め替え用の容量って、元のボトルが500mLだと詰め替えは400mLとか少なくなることが多いのですが、「セフター エナジー」のボトルは400mLで、詰め替え用は1000mLもあるのです。約100回分の使用目安で長持ち。
一見、紙パックですが、5層構造になっているそうで、キャップをしておけば、中身を詰め替え終わるまで香りや成分の品質を保ってくれているところも◎
わが家は1本ずつ購入していますが、カタログでは6本セットで取り扱っていることもあるので、洗濯物が多いお家にも対応できるみたいですよ。
ただ、カートンボックスのカタログ掲載はけっこう頻繁にあるのに、ボトルの掲載は忘れた頃にたまにあるという感じなので、急ぐ人は店舗でボトルを購入して、カートンボックスは個配で注文するといいかもしれません。