コープさんでも人気というバラ凍結のひき肉は、パラパラで冷凍されているので、使いたいときに使いたい分だけ使えるところが便利です。
各地コープさんに似たような商品がありますが、コープこうべは次の3種類があります。
国産牛豚合びき パラパラミンチ
牛肉はオーストラリア産と国産、豚肉は国産で、このときは牛5:豚5の割合でした。その時々で割合は少しずつ変わることがあるみたい。
加工しているのは、株式会社 協同食品センター。コープこうべのグループ会社の1つになるようです。
コープス清浄豚 赤身パラパラ ミンチ
「清浄豚」というのは、衛生管理が行き届いた指定農家で飼育された豚で、スノコ床式の密閉型豚舎で育てられているのだとか。発育に悪い影響を及ぼす特定の病気(※)に感染していないSPF豚がお母さん豚です。
※マイコプラズマ肺炎、豚赤痢、萎縮性鼻炎、オーエスキー病、トキソプラズマ病
特徴は、豚特有のくさみが少ないこと。こうした清浄豚の赤みを使ってミンチが作られています。
加工しているのは、IHミートソリューション株式会社。伊藤ハムのグループ会社になるようです。
コープス健康 熟成鶏むね肉 パラパラミンチ
「熟成鶏」というのは、コープ指定農場の契約農家が飼育した鶏で、熟成庫で骨付きのまま一晩寝かせるという独自の熟成工程でおいしさを引き出しているのが特徴です。
加工しているのは貞光食糧工業株式会社。四国の会社みたいですよ。
便利なポイント
コープさんの冷凍肉は、鮮度がいいうちに業務用冷凍庫で急速冷凍、各家庭へ届けられるまで品温管理されているので、おいしさをそのままに利用できるところが魅力です。
袋はチャックシールが付いているので、保存にも便利。一部チャックシールがない商品もあるらしいけど、管理人はまだ当たったことがありません。
トレーはないので、ゴミが少なくてすみますよ。
注意ポイント
「牛豚あいびき」には、パラパラではない冷凍ひき肉もあるけれど、こちらは3つに区切れているだけでほぼ塊になっているので、最小の塊でもある程度の量を解凍しなくてはいけなくて、少々使い勝手が悪いときがあります。
じゃあ、取り扱いの商品を全部パラパラにしちゃえばいいじゃない? なんてことを思ってしまいますが(汗)
塊ミンチのメリットは、パラパラしているのに比べると表面積が小さいので、お肉の酸化する速度も速くないことが期待できるみたいです。家庭の冷凍庫は開け閉めが頻繁なので、庫内の温度がけっこう上下してしまいますもんね。
表面積が広いパラパラミンチは、開封したら早めに利用するのがいいみたいです。
解凍の仕方
パラパラなので、凍った状態のものをそのまま煮物や炒め物にパラパラ入れたりすることができます。でも、食感を重視するなら、「解凍してから使う」のがおすすめ。
必要な量を容器に出して、空気に触れないようにラップをして、冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめになるようです。目安は半日~1日程度。
急ぐ場合は、ポリ袋などに入れて流水にさらしたり、別の器にとって、電子レンジの解凍モードで解凍したりすることができます。
少量ならボウルに入れて自然解凍することができるので、その間に野菜などの下ごしらえをしてしまう… なんてこともできます。離乳食で利用する人も多いみたいですよ。
最近は「あじのさと」を購入して、塊肉でミンチ肉にすることができるようになったので、パラパラミンチの購入頻度が減ってしまいましたが(汗)
我が家は料理にプラスすることで、sumi父のタンパク質摂取に活躍してくれる一品です。