コープさんの注文は、商品お届け時に次回注文のカタログを受け取って、翌週お届けの注文用紙を渡して注文します。金曜日にお届けの我が家の場合、こんなふうになります。
7月14日(金) 注文書を渡す
7月21日(金) お届け票とともに注文した商品が届く
つまり、注文した商品が届くのは、カタログを見てから2週間後、注文してから1週間後になるんですね。このサイクルが1週ずつずれて重なっていくことになります。
中には翌々週のお届けもありますが、基本的には1週間後に届けてもらいます。
1週間後、2週間後のお届けを図にしてみるとこんな感じ
コープさんのお届けは、各地のグルメ「ぐるめーむ」に掲載されている商品のように翌々週のお届けになるものもありますが、 基本的に週に1回。同じ曜日の、大体同じ時間 に届けられます。
商品の代金は、月に1回、指定した金融機関から引き落としされますよ。
お届けのタイミングとカタログの配布を図にするとこんな感じ。
必要なものをその都度注文するネットスーパーや、一般的な通販のお届けに比べると、「週に1回」という注文方法は感覚的にかなり違うので、初めての人は戸惑うかもしれませんが大丈夫。10年もすれば慣れますよ。10年ほど利用している管理人が言うのだから間違いありません(笑)
ちょっとしたコツを押さえればそれほど難しくないし、メリットのあるお買い物スタイルでもあるのです。
管理人はこんな感じで購入しているよーと、食費に関してまとめている記事があるので、よかったらこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
1週間に1度、まとめて買うメリット
2~3日に1度、必要なものだけ購入しているとわかりにくいですが、1週間からそれ以上のサイクルで献立を考えるようになると、メリットとして食品のロスがかなり減ってきます。
例えば1本のニンジンを買ってきて、3分の2を使ってカレーを作ると、3分の1は「余り」ですよね。これを別の日につなげて考えることができればいいのですが、2~3日単位でメニューを考えていると、「後で使おう」と思いつつそのまま忘れて、冷蔵庫に残っているのに「このメニューに必要だから」と、またニンジンを買ってきたりすることがあります。
宅配の場合、1週間分の献立を考えるので、1本の3分の2を使ってカレー、残った3分の1は別の日にスープ、といった感じで、1つの食材を在庫に合わせていろんなメニューに変化させて考えるようになります。
在庫を把握しながら、1週間分の献立をまとめて考えるからこそ なのですが、これがうまく回れば、食品ロスが減って、家計もスリムになっていくのです。また、1週間分で考えると、単品で買うよりまとめて購入することが増えるのですが、「まとめて買うとお得になる」という点も家計に優しいポイント。在庫を把握しながら必要なものを買う場合、まとめ買いも効率のいいお買い物になります。
それから、もう1つのメリットは、1週間ずつ1カ月単位でモノの流れを見ていると、何週目かに1度、予算を調節することができる点です。
「ここんとこ、ちょっと使いすぎたかも」というときは、食材もあまりぎみなので、次の週で調節すればOK。この感覚に慣れてくると、家計のやりくりにけっこう便利なのです。
コープさんの注文は、ネット上ならログインした後の「マイページ」内で、1週間ごとの注文を確認することができますよ。コープこうべの場合、「ご利用記録」、「お届け商品履歴」で見ることができます。どれくらい買い物しているのか数量や金額がわかります。
ネットを利用していなくても、お届け票には「最近4週のポイント対象額」が明記されているので、直近4週間の購入金額を簡単に把握することができます。
1週間に1度、まとめて買うデメリット
この場合デメリットといっても、週に一度の購入自体にデメリットがあるわけではなく、週に一度の購入に慣れていないことがデメリットにつながることがあります。
つまり、スーパーにお買い物に行く調子で、在庫を把握しないまま、2~3日の感覚でメニューを考えている場合ですね。
目についたものを片っ端から購入していれば、あっという間に予算はオーバーしてしまいます。食品ロスも減りません。
「ついたくさん購入してしまう」という人や、「コープの注文は合わない」という人は、在庫を把握せずに注文を考えていることが多いようです。
この場合、コープさんの商品が届くのは1週間先なので、間に合わないものがあれば近所のスーパーを利用するわけですが、2~3日単位で考える場合、やはりスーパーのほうが便利です。ついそちらに頼りがちになって、「コープの注文は必要ない」と感じてしまうようです。
メリットを生かすには、どれくらい消費するのかを前もって把握できていることが大切
というわけで、週一単位で購入するメリットを生かすには、今週1週間、どれくらいの消費をするのか把握していることが大切なポイントになります。
在庫を考えつつざっくりした献立を考えて、この1週間でどれくらいの消費をするのかがわかっていれば、前もって予算を立てることができますもんね。そのメニューをもとに1週間分の注文を考えればOKです。
ネットではよく、「コープの注文で買い物が楽になった!」という意見がありますが、そうした人は、もともと家計簿をつけていてモノの流れを把握していたり、献立のレパートリーが豊富で応用がきく人だったりします。
コープさんを利用すれば、魔法のようにお買い物の問題が解決するわけでは決してないので、この点は勘違いしないように注意が必要です。
管理人は献立のレパートリーが少ないから、1週間分の注文を考えるのはほんと大変なんですよね(汗)
管理人の場合、その週のメインにする肉か魚の食材を最安値になっているものから2つほど考えて(前の週の在庫がダブっているようなら1つくらいに抑えて)、どんな献立にするか安くなっている野菜との組み合わせから決定。
ざっくりと昼3食、夜3食ほど考えたら、購入予定の野菜の在庫と実際の在庫でできそうなものをコープこうべのレシピサイト「コープCooking」の「軽食メニュー」や「500円以下メニュー」から探す… といった流れが今のところ組み立てやすいかなーと思っています。まだまだ試行錯誤中ですが。
でも、在庫を把握した注文ができれば、家計がかなりスリムになることに気が付いたので、これからも頑張って週一の注文にチャレンジしていこうと思います。
スリム化に成功したレポートはこちらの記事にまとめているので、よかったら参考にしてみてくださいね。